睡眠の質が下がる40代女性に共通する悩みとは?
- Laule'a宮村

- 12月9日
- 読了時間: 4分

40代に入ると、以前は「布団に入ればすぐ眠れた」人でも、
寝つきが悪い・途中で目が覚める・朝スッキリ起きられない など
“睡眠の質の低下”を感じる人が一気に増えます。
この年代以降の「眠れない悩み」はとても多く、
実際に 40代〜50代の方のご相談の約7割が 睡眠と自律神経の不調 に関係しています。
なぜ40代になると睡眠の質が落ちやすいのか?
共通する原因をわかりやすくまとめました。
① 寝ても疲れが取れない“脳疲労”が溜まりやすくなる
40代から急に増えるのが 脳疲労(のうひろう) です。
常に頭が重い
ひとつのことに集中できない
ぼーっとする
寝ても疲れが残る
寝る直前までスマホを見てしまう
こういった状態が続くと、脳が十分に休めないため “浅い眠り” になりやすくなります。
特に、仕事・家事・子育てとフル回転で動いている40代女性は脳が一日中興奮状態になりやすく、寝るころになってもスイッチが切り替わらないことが多いのです。
② ホルモンバランスの変化で自律神経が乱れやすい
40代になると女性ホルモン(エストロゲン)がゆるやかに低下しはじめます。これが 自律神経にも影響 を与えます。
些細なことでイラッとする
気分が落ち込みやすい
急に不安になる
胸がドキドキする
こうした“ゆらぎ”が出てくると、夜になっても副交感神経が優位にならず リラックス状態に入りにくくなる ため眠りが浅く、途中で目が覚めやすくなるのです。
更年期に入る前の「プレ更年期」でも同じ不調が出始めます。
③ スマホのブルーライトで睡眠ホルモン(メラトニン)が減る

40代のお客様に多いのが
「寝る前だけが自分の時間で、ついスマホを見てしまう」という生活習慣。
ですが、スマホの光(ブルーライト)は睡眠ホルモンである“メラトニン”を大きく減らす ため
寝つきが悪くなる
眠りが浅くなる
朝のだるさが続く
といった悪循環をつくってしまいます。
寝る前のInstagram・YouTubeの習慣は40代の睡眠の天敵と言われるほどです。
④ 肩こり・首こり・頭の重さによる“血流不足”
40代女性に最も多い身体の悩みは肩こり・首こり・頭の重さ。
このコリが強いと、頭の血流が悪くなり脳へ酸素が行き届きにくくなるため、
眠りが浅い
明け方に目が覚める
日中のだるさが抜けない
という症状につながります。
特に、デスクワーク・スマホ姿勢が長い人は頭の付け根(後頭下筋群)がギュッと固まり、脳が“休むモード”に入りにくくなります。
⑤ 気圧の変化に弱くなる(低気圧不調)
低気圧で体調が崩れるタイプ の方。
気圧が下がると自律神経が乱れやすく、
頭痛
めまい
だるさ
眠気
寝ても回復しない
といった症状が起きやすくなります。
40代以降はホルモンと自律神経のバランスが揺らぎやすいため、とくに気圧の影響を受けやすくなる傾向があります。
⑥ 家事・育児・仕事のトリプル負担で“休む時間がない”
40代女性は、人生で最も忙しい世代ともいわれています。
子どもの学校・塾・部活
夫のライフスタイルに合わせた家事
自分の仕事(フルタイム or パート)
親のサポートが始まる人もいる
「ずっと誰かのために動いている」状態で自分のケアが後回しになり、身体も心も“休む時間”がないまま1日が終わります。
この生活が続くと常に交感神経が優位=眠れない体質ができあがってしまうのです。
40代は“睡眠が崩れやすい時期”。だから早めのケアが大切。
睡眠の質が落ちる原因は、
脳疲労
自律神経の乱れ
ホルモンバランス
血流不足
気圧の影響
生活習慣
など、複数が重なって起きます。
40代は身体の変化が大きい時期で、睡眠の不調は「年齢だから仕方ない」わけではありません。
適切なケアで睡眠の質は必ず上がります。
特に、頭部(側頭部・後頭部)の筋緊張をゆるめると副交感神経が優位になり、「眠れる身体」へと整っていきます。
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